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Facebookから逃げて

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今回初めて当サイトにブログを書かせていただきます、Iと申します。

1年半ほど前に、Facebookのアカウントを停止してから、今に至るまでの変化でも、記そうかと思います。

結論から述べると、Facebookをやっていた頃よりも、人の成功に喜びを感じ、自分自身のことに集中できるようになりました。

Facebookを始めたのは、大学生の時です。
必要な時のみ利用するくらいでしたが、それだけでも非常に多くの情報に苛まれました

最も煩わしく感じていたのは、友人たちの近況報告です。
それを見るのが楽しい! という人には理解してもらえないかもしれませんが、劣等感が強い私のような人間には、ストレスフルなものでした。
皆の成功報告が、まるで、成功していない私を嘲っているかのように感じられたのです。

そして、いつの間にか私は、Facebookのロゴを見ることさえ嫌になってしまいました。
Facebookのアカウントを凍結したのは、その頃です。

この経験を通して、私が思うことは、ネットであっても、パーソナルスペースの確保は重要だな、ということです。
「A hedge between keeps friendship green(二人の間の垣根は、友情を良く保つ)」という諺もあります。
距離が近いことは、必ずしも良いことばかりではないわけです。

Facebookをやめたことで、私と私の友人たちの間には、一種の厚い垣根ができました。
それにより、以前ほど頻繁にコミュニケーションが取れなくなりました。
しかし、それで疎遠になったかと言うと、必ずしもそうではありません。

たまの交流を、とても大切に思えるようになり、頻繁に連絡を取り合っていた時以上の充実感を感じるようになりました。
また、周りの情報が聞こえなくなり、自分の身の回りの改善に集中できるようになったことで、少しずつ劣等感を拭い、友人たちの喜びに素直に共感できるようになりました。

結果として、以前よりも深い付き合いができるようになったと感じています。

別に、「Facebookはやめるべき!」と言いたいわけではありません。
ただ、もし今、SNS等の情報に疲れている自分を感じるのであれば、一旦距離を置いてみてはどうでしょうか。
それまでとは違う何かを見つけられるかもしれません。

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