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退職金、それは最後のフロンティア・・・

 ここ最近で驚いたことは、青森に出没し始めたキタキツネは、気合で青函トンネルを取ってやってきた個体だということです。
 こんにちは、FDA訓練生のStrangeLoveと申します。

 さて、皆さんは就職した時に、親戚のおっさんとかに最低でも3年は努めろ、なんて言われたことはないでしょうか?

 石の上にも3年っていう諺もあることだし・・・・、と納得しかけた貴方!、そこで立ち止まってしまわないで、理由を考えてみませんか?

 軽く調べてみた所、退職金と言うのは、労働基準法で定められたものではないということ。よって、会社は退職金を支払う義務はない、という事実があります。
 そして、勤務年数が3年未満の場合は基本的に支給されない場合が多い、ということ。
退職金に関することは、就業規程によって定められている、ということです。

 さて、ここであるケースを考えてみましょう。
1年契約の契約社員が20年間勤務していて、退職することになりました。
その際に契約社員の方から、長年社員と同じ仕事をしたのだから退職金がほしい、と言われた場合、貴方はどうしますか?

 ただし、就業規定には契約社員には、退職金は支給しないと規定してあり、毎年更改している『労働契約書』にも支給しない旨が書かれているとします。

 この場合の正解は、支給しないと規定してあるのだから、長年勤務していようがいまいが、びた一文支払う必要性はない、どなります。情に流されてしまいがちにもなりますが、現実はそんなウェットなものではないということですね。

 契約社員の場合支給なしの場合も多いので、退職金のことを思うのなら、就業規則を今直ぐ確認すべきでしょう。

 まとめると、一つのところに最低三年は努めろ、なんていう言葉には退職金のことを考えてのためのものであるので、現在の様々な雇用形態がある中では、あえて3年に拘る必要はないのではないか? といえると思います。

 最後に、お役立ちな情報としては、実はハローワークでは、3年以内既卒者を新卒扱いとして採用すると、事業者に採用拡大奨励金を支給する制度があります。
 これは、一度退職した場合でも適用対象になるらしいので、初手にブラックに当たった場合などは、3年以上努めて新卒カードを無駄にしてしまうよりは、退職して既卒利用を検討するのが良いと思います。

以上、駄文失礼いたしました。

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