障がい者、就労困難者の社会参加を支援し、一人ひとりが経済的・精神的・社会的な自立を実現することで、より充実した人生へと踏み出すための出発点となる。就労はそのための最も大切な手段であり、自分らしく働き続けることで人は成長できる。
障害者総合支援法に則り、毎日安心して通える環境を提供し、職場や家庭、地域社会の一員として必要な社会性と能力を養い、自らの人生に喜びを感じ夢を持てるような「生きてゆく力」を育むための支援を行う。
特定非営利活動法人Future Dream Achievement(NPO法人FDA)は、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)に定められたの就労移行支援(移行)と就労継続支援B型(B型)を行なっております。
少子高齢化が進み、一億総活躍社会と言われて久しい昨今、障がい者や難病患者が社会で果たす役割は、今後ますます重要になってゆくだろうと思われます。
FDAは、障がい者や難病患者をはじめとする就労困難者が自立して、自らの夢や希望に向かって歩いてゆけるよう支援しています。
一言に自立と申しましても、具体的には3つの側面があると考えています。
①経済的自立:自分で稼いだお金で生活することです。最も一般的な実現方法は就職です。
移行はもちろんB 型からも就労実績が多いのが川崎事業所の特色です。
②精神的自立:自分を肯定し自らの価値観を持ちつつ、周囲との調和を図ることです。
移行とB 型の両方で様々なカリキュラム等を行なっています。
③社会的自立:家庭や地域、組織など自分の属する集団に貢献し、自らも充実感を得ることです。溝の口事業所では、就労だけでない社会的自立を支援しています。
これら3つの自立を促すために必要なのが、以下の4つのソーシャルスキルです。
①コミュニケーション能力:会話だけでなく相手の立場に立って考えたり、自分の障がい特性をきちんと伝えたりする事も含みます。
②自己理解:自分の状況や特性、実力を知る事です。その有力な手段として施設外実習あります。
③適応力・自己管理力:変化への対応や問題解決能力、ストレス耐性等です。
④自主性・主体性:集団での役割や将来の夢の為に自ら行動を起こす力です。
その他、勤怠を安定させるための柔軟な受け入れや、PCスキルやビジネスマナー等の能力開発、履歴書の書き方や面接練習などの就職活動も支援しています。
また、就労後もメールや電話でのアフターフォローや、必要に応じて企業との三者面を行なうなど、就労が長く続くためのサポートもしています。
障がい者や難病患者が、ハンディを持ちながらも自分らしく生きることで、より輝いた人生を送っていただきたい。そんな想いで、我々は日々活動しております。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
特定非営利活動法人Future Dream Achievement
理事長 坂田 浩次
利用者の想い、そしてスタッフのサポートによりその可能性は大きく拡がります。その夢は十人十色。理想とする夢に向かってそのカタチは変化してゆきます。これから様々な形態に発展するであろう可能性を残したカタチ、『夢の途中』をイメージしました。グリーンは「社会」、 オレンジは「希望」、 ブルーは「信頼」を意味します。
デザイン 加藤敏和