こればっかりは感謝しなくてはなりません。
どれほどの謝意を示しても行き過ぎと言う事は無いでしょう。
それは、タモリこと森田一義氏の事です。
そして、今回のタイトル、『鉄分豊富』とは趣味としての鉄道に首まで浸かっている人々の事を言いあらわす表現です。
タモリさんの鉄分豊富ぶりは『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系列)で知る人ぞ知ると言う話なのですが、いまとなっては『ブラタモリ』(NHK)でご存知の方も多いでしょう。
鉄道オタクの先駆け且つその知識量の豊富さ、そして長寿番組であるから、マスメディアとしては唯一“東京メトロ副都心線全線開業前の試運転に乗車した番組”となりました。
他のメディアでも申し入れはあったそうなのですが、そのすべてを上層部が拒否。ただ、タモリさんについては東京メトロの上層部の年齢だとタモリ倶楽部へも、鉄道オタクである事の認識度も高かった事から、この番組だけが唯一許されたのです。
現在も、その傾向は続いており、『タモリさんの番組だけに初公開』と言った鉄道設備はたくさんあります(ブラタモリでのJR北海道北海道新幹線設備など)。
撮り鉄や葬式鉄(廃線目前の路線を巡る)などでは地域住民の皆様にご迷惑をお掛けしているといったマイナスイメージだけではなく、タモリさんのようなプラスイメージを持ってもらえるようになった事は、ただただありがたいことです。