初めまして、FDA川崎移行スタッフの藤澤正志です。
私の趣味の一つは将棋で、小学生低学年の頃から両祖父とたまに指しておりました。また当時の携帯型ゲーム機・ゲームボーイなどでも指してました。それからというのも、将棋のクラブ活動が小3で終わってしまい、将棋からは縁が遠くなっていました。
30代を過ぎてから『仕事』『家庭』だけではなく、自分の「第三の居場所」を持ちたいと思っていたところで、“藤井聡太”“ひふみん(加藤一二三九段)”“羽生善治九段の国民栄誉賞受賞”といった昨今の将棋ブームがスタートしました。
そのタイミングで偶然、自宅近くの将棋教室のイベントで、「渡辺明現名人(三冠)と指導対局ができる!」というお知らせを、SNS上で目にしました。
自分の棋力がどのくらいかもわからない状態で申し込み、2年半ほど前(2018年1月下旬)に、渡辺明名人を前に盤を挟んで、二枚落ちで対局して頂きました。
最初は「どんな手を指されるんだろう?怖いな。」、といった気持ちでいっぱいでした。
私はここ数年毎週日曜日に、NHK杯将棋トーナメントを観ているのですが、渡辺名人はテレビで見たままとかわらない率直なお人柄で、とても感動しました。
「こちらの方が、日本で二人しかいない“永世竜王”称号保持者なんだな。」、と。プロの将棋棋士約160人、日本人口約1億2千万人強の中、現役でのタイトルの永世称号保持者は、将棋界には5人しかいません。
ほんとにレアな体験をさせて頂きました。
この経験が【原動力】でやる気が出てしまい、当時計った棋力アマ4級だったのが、アマ1級まで上達することができました。現在の目標は、アマ初段です。これまで段位を獲得した習いごとは人生上ひとつもないので、その時が来るのを待ち望んでいます。
これからも一つの楽しみとして、適度に“指す将”と“観る将”を続けたいと思います。