初めまして、こんにちは。
NPO法人FDA就労移行支援事業所支援員の藤澤正志です。
これから月に一度のペースで、弊所での活動を発信して行きますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
今日はFDAで行っている「SST」の講義について、ご説明したいと思います。
「SST」とは、“ソーシャル・スキル・トレーニング”の略で、日本語に直すと、
【社会の中で、人と上手に生きていくためのコミュニケーション技能の練習】となります。
人が、社会や人と関わりながら生きていくときに、必要とされる「ものの考え方」と「行動のとり方」を身につける練習です。
FDAでは、「急な体調不良を伝える」・「話を聞く」・「言いにくいことを伝える」・「相談する」・「上手な頼み方」・「上手な断り方」・「自己紹介」という7つのシチュエーションを準備し、その中で【相手の状況も考慮しながら、自分の主張を上手に伝える方法】を一緒に学んでおります。
「自分“も”、相手“も”大切にしたものの伝え方”」を身に付けて頂くことが、最終的な目標です。
講義の流れとしては、各回の目的、失敗の見本、上手くいく会話の見本を提示し、ポイントを解説し、ポイントをknowbeというソフトの中にある動画を使って解説します。その後、似た場面を提示し、3人一組でロールプレイを行って頂きます。ロールプレイを行った後は、しっかりポイントを押さえられていたか、振り返りを行います。
SSTの講義は、習い事のように何度も何度も繰り返し練習を行います。
SSTで身に付けたスキルは一生もので、仕事の場面だけでなく、生活の場面でも活かすことができます。
よろしければ、ぜひ一度SSTの講義をご見学ください!一緒に、満足・納得のできる人生を創って行きましょう。