こんにちは。スタッフの坂田です。
私は理事長の他に溝の口事業所の施設長とサービス管理責任者も務めているので、普段は溝の口事業所にいることが多いです。
先日、久しぶりに川崎事業所へ行ったら、机の上に1通の封筒が置いてありました。
表には、「理事長就任おめでとうございます」のメッセージと、可愛らしい折り紙が貼られています。利用者さんからのお祝いの手紙でした。中には、夢を持つことの素晴らしさを描いたお話が綴られていました。一つの夢を叶えられなかった少女が、別の夢を持つことによって希望を取り戻す、素敵なお話でした。
お話自体も素晴らしいのですが、私が更に感動したのは、これを利用者さんが書いてくれたということです。
実はこの利用者さんには、片麻痺があります。以前は切り絵が得意だったので、私が剣道をしている姿を作りたかったそうなのですが、麻痺のため難しく、代わりにお話を書いてくれたそうです。お話の内容も、法人名にDreamが入っているので、夢にまつわるお話を書いてくださったとのことでした。
私が理事長に就任したのは、4月です。それから半年、最初は切り絵を考えて、次にお話を考えて、そして麻痺のある手で一生懸命書いたり、折り紙を折ったりしてくれたのです。
それを考えると、胸にジーンと来るものがありました。
日頃から利用者さんの素敵な笑顔が活力になりますが、今回は更にパワーを頂きました。
これからも、利用者さんの期待に応えられるよう、良い支援、良い事業所づくりを目指し、日々取り組んでゆこうと思います。
どうぞよろしくお願い致します。