前回、こちらで糖尿病に至った経緯を説明しました。
https://fda.jp/cp-bin/wordpress/?p=3581
それまで血糖値が高いことはなかったのですが、4年前の健診でHbA1c(ヘモグロビン)14.3%を叩き出してしまい、重めの糖尿病になってしまいました。
そして服薬を始めて炭水化物(糖質+食物繊維)を制限して次の健診に望むと、なんと HbA1c(ヘモグロビン)が9%まで落ちたんですね。この間約3ヶ月。
先生から「すごく順調に落ちてますね。間違いと思って検査もう一度してもらったのですが、間違いないです。何か変な薬なんかやってません?」と言われましたw
どうりで待ち時間が長かったのか。
私が実際にやった糖質制限は以下です。
・ご飯、パン、ラーメン、そばなどの主食は基本食べない。
・その代わり、卵、肉、魚などは多めに摂る。
・オリーブオイル、ごま油などの植物性油をしっかり摂る。
・食事はまとめて摂らない。ダラダラちょっとずつ食べる。
・長く続けることが目的なので、どうしても炭水化物が欲しくなった時は食べていい(チートデイ)
↑この方法に辿り着いたのは、独自の分子栄養学を確立された三石巌先生の著書「医学常識はウソだらけ―分子生物学が明かす「生命の法則」」と、サッカーの長友の食事方法の著作を読んでからです。
この2冊の本を語ると一晩でも語れますが…炭水化物・糖分は非常に美味しいんですが、現在の人間の体にとっては危険な栄養なんですね。
しかも小麦や米の中毒性は、一説によると麻薬のコカインの7倍なんだそうです。
どうりで世界中で「主食」という様式があり、米や麦、とうもろこしが頻繁に消費されるんですね。
我々の祖先は農業や備蓄がまだできない時代、大地を駆け巡ってはその時々に取れたものを食べていました。
肉や魚や木の実が主だったようです。そんな感じで200万年を過ごしていた我々の体は、まだ原始人なのです。
それがこの2000年前後で人類は農業を営み、食料を備蓄し、自然界にはあまり多くない炭水化物や砂糖を大量に摂るようになりました。
それが様々な疾患をもたらすようになったのです。
3回目の検診の結果は…次回のブログでお送りします。なんと、またまたHbA1cが…