FDA川崎B型事業所 支援員の小林です。
緊急事態宣言の再発令に伴い、現在、利用者さんの多くは在宅訓練を利用されています。
コロナ禍で、在宅勤務を取り入れる企業も増えてきましたので、「在宅」で作業をするという形もこれからの就職に向けては、必要な訓練だと考えています。
むしろ、時間管理、体調管理という面では、通所時よりも自制心を働かせる必要がありますので、大変な訓練だと思います。
ただ、この状況をマイナスではなく、プラスに捉えて頂き、移動時間がない分、今だからこそ出来ることにも挑戦してみましょう!と皆さんに呼びかけています。
就職訓練に取り組むことは勿論ですが、それ以外に自分が楽しいと思えることや集中できること、やろうと思っていたけど実際はやれていなかった事など、何でも良いのです。
読みかけのままになっていた本を改めて読み始めた方、部屋の断捨離を始めた方、料理や裁縫に挑戦する方、ラジオ体操やストレッチに励む方、皆さん予定を組み、工夫をしながら取り組んでいらっしゃいます。
戸惑う事や心配事が出てきた場合は、スタッフが電話やZoomなどで対応しますので、実は通所している時より、会話をする時間が多くなったという方もいらっしゃいます。
こんな時期ですが、決して一人ではありません。共に前進しようとする仲間やスタッフがいます。
皆で感染予防を行いながら、一緒に乗り切っていきましょう!