スタッフのMでございます。
昨日、久しぶりに移行生に授業を実施しました。
「ゼロベース思考」という行動経済学の書籍の内容を、皆と検討するという内容でした。
これ、以前より定期的に実施している授業なのですが、最近私は授業よりも管理業務が多いので、
随分久しぶりのカリキュラム展開となったのです。
ゼロベース思考はフレームワーク(物事を考える枠組み)で、仕事の現場でもよく言われることです。
考え方のポイントは「何故? どうして? だから何?」です。
実はバイアス(偏見)なしに物事を見るって、シンプルなようで意外に大変な作業。
手品師によると、騙すことが難しいのは大人でなく子供で、子供は偏見がないから手品師の意図とは関係ないとこを見てたりするので、よくばれるそうです。
経済学、行動経済学はズバリ「インセンティブを考える学問」。
言い方を変えれば「人はいつ財布を開くか?どうやって利益に食いつくか?」。
そこでカリキュラムで出したエピソードを一つ。
オンライン靴販売しているアメリカの会社、ザッポスでは、新入社員研修が終わった社員に対し「今辞めたら1ヶ月分のボーナスをあげます」とアナウンスします。何故でしょう?これは実際にやられている事で、ボーナスもらって辞める新入社員もいるそうです。
何だかとても理解できない事をしている会社ですが、会社がやる事には意味があって、利益があるんです。
正解が分かった方は、お問い合わせ下さいw 利用者さんが作成したしおり、コースターなどの授産品をプレゼントします。