FDAを卒業し改めて感じたことや得たものなど、新しい環境で頑張っている卒業生からのコメントをご紹介します。
精神障害や人間関係などで悩んでいる方、試しにFDAの見学に訪れてください。今から約2年前、私は精神疾患による休職期間の満了に伴い、会社を辞めました。そして昨年6月、再就職支援会社において、FDAの事務局長と出会ったのです。その翌週、FDAを見学。朝礼での利用者(トレーニング生)の笑顔と挨拶練習の声の大きさに、私は圧倒されたのです。数日間の体験後、私はFDAのトレーニング生になることを決めました。
FDAのカリキュラムは多彩で充実しています。
特に、以下の2つは、再就職を果たす上で、大きな力となりました。
・プロボノ、読書共有、自分の頭で考える力を磨く授業
・芳名帳の緊急受託案件チームのリーダー経験
これらを通して培った人間力を発揮することで、今年の10月に再就職できたのです。
今は、一緒に就職したFDAの仲間と同じ職場で働いています。FDAは、”世界一明るい視覚障害者”の
理事長を筆頭に、スタッフがトレーニング生に寄り添い、安心できる場を提供してくれます。
働きたいのに働けずに苦しんでいる方、
障害を抱えるお子さんを持つ親御さんも是非、FDAを見学に訪れてみてください。
N.Yさん (就職先:企業 所属:就労移行支援)
FDAでは、1年4か月お世話になりました。
若い頃、対人恐怖や重いウツを経験していた私にとっては社会への入り口だという思いで、真剣に通いました。
FDAでの楽しい仲間との出会い、そして縦横無尽な対人関係により、私の社会性を目覚めさせて頂き、現在の就労支援の仕事へと結び付かせて頂きました。
イベント運営や企業実習など、講義以外にも様々な実務経験も出来、
本当に本当に楽しくて仕方のないトレーニング生活を送りました。
まさに、一生の財産となり、感謝しております。
K.Jさん (就職先:特例子会社 所属:就労移行支援)
約10ヶ月FDAにお世話になりました。
FDAに入所した約4ヶ月後に今の職場に実習でお世話になることになり、その半年後にFDAを卒業し今の職場に就職しました。
FDAに入所する前に働いていた会社では、落ち込む事や、泣いてしまう事が多かったのですがFDAではそのような事は無く、とても楽しく過ごす事が出来ました。
FDAはとても落ち着ける環境だと思います。
S.Mさん (就職先:企業 所属:就労移行支援)
4年程前に約1年と少しFDAのトレーニング生としてお世話になり、お陰様で特例子会社に一般就労することができました。トレーニング中は、企業様へのご訪問、案件対応など、社会人としての心構えを改めて一から教えていただきました。
FDAはマニュアルだけにこだわらない支援が魅力的です。
F.Mさん (就職先:企業(一般枠) 所属:就労移行支援)
FDAで8ヶ月間就労トレーニングを受け、その後、一般企業で就労経験を積みました。
現在は、理事のお心遣いによりお声をかけていただいた「障がい者を雇いたい」という会社の社員として働いています。
少し前までの自分のように、就職やメンタルで苦しんでいる人たちが沢山います。私が今の会社で働くチャンスを頂いたように、今度は私が採用側としてFDAの人財を探しにきています。
同じような境遇の人たちへ、明るい未来へ進むお手伝いをしたいと考えていますし、それが社会への恩返しだと思っております。
匿名希望 (就職先:企業 所属:就労移行支援)
3ヶ月間、就労トレーニングを受けました。
FDA入所前は、新卒で入社した会社に3年半務めていましたが、仕事のストレスで精神的に病んでしまい、会社を退職しました。退社直後は再就職のため動いていたのですが、仕事への自信を失っていたため、どんな仕事に対しても恐怖感を抱くようになり、次第に引きこもるようになり、自信を取り戻すためFDAに入所することにしました。
入所直後はまず「通う」ことからはじめ、環境に慣れてきたら作業を行うことになりました。毎日通い作業を一つひとつこなすことで、仕事への自信や意欲が湧いてきました。また、トレーニング生やスタッフの方と話すことで一人じゃないということも感じられ、充実した日々が送れるようになるまで回復しています。
FDAは私のように社会人経験がある方でも、休息期間から再就職するためトレーニングする場所として、とてもよい環境であると感じています。
M.Oさん (所属:就労移行支援)
3ヶ月間、就労トレーニングを受け、自分は大きく成長できたと思います。
前職を退社した後、別の職場では長続きせず、しばらく仕事から遠ざかってしまい、しだいに就労への自信と意欲が失われていきました。そんな時、NHKの「クローズアップ現代」でFDAの存在を知り、すぐに問い合わせて説明会へ参加し、トレーニングを受けることになりました。
入所前は生活習慣が乱れており、体力や精神力も低下して、頭痛や寝付きが悪いなど多くの問題に悩まされていたため、きちんと通うことができるか不安もありました。
しかし、FDAのトレーニングは、徐々に時間を増やしながら精度を高めていくためのカリキュラムが組まれており、トレーニングを受けることで今までの問題が驚くほど改善しました。
私がFDAで得たものは“社会で働く上での基本となる土台”を作れたことです。
卒業後はスタッフとしてFDAに携わらせて頂くことになり、今までの立場とは異なる“社会人”としての責任があるため大変ですが、さらに経験を積んで多くのものを吸収していきたいと思います。
卒業という形で一旦区切りがつきましたが、まだゴールではなく、これからが本当のスタートだと感じています。
F.Yさん (所属:就労移行支援)