#2 近所のゴミ拾い作業
よく晴れた日に、事業所の近所でゴミ拾い作業をしました。
普段、道を歩いていても落ちているゴミはほとんど目に入りませんが、いざゴミ拾いを始めてみると、予想以上にゴミが落ちていることに驚きました。
そういえば、公道に落ちているゴミって普段誰が掃除しているのでしょう。
自分のものではないからと、これまで他人事のように見過ごしてきました。けれど、誰かが担わなければならない作業で、きっと私たちが気づかないところで、誰かが黙々と行っているのでしょう。
こうした見過ごされがちな作業をしている人々への敬意を忘れず、道端で見つけたゴミはこっそり拾っていこうと思います。
また、こうした小さな行動が広がって、川崎市全体の美化と、そこに住む人たちの思いやりの波及に繋がっていけばいいなとも思いました。
#3 メガネ vs コンタクト
普段はコンタクトレンズを使用して生活している私ですが、ある日、コンタクトの付け過ぎで角膜に傷がついてしまいました。その日は泣く泣くメガネで事業所へ向かいました。
自分ではメガネとコンタクトで見た目の違いはそれほど大きくないと思っていたのですが、事業所に到着すると、何人かから初めてのメガネ姿に突っ込まれました。私が誰かわからなかった人もいたみたいです(笑)。
こんなふうに突っ込まれて、事業所のスタッフさんや利用者の方とも打ち解けてきたのかなと嬉しくなりました。
角膜の回復は早く、数日後には再びコンタクトレンズを使用することができました。別の日にコンタクトで事業所へ行くと、みんなに「今日はメガネじゃないんだね」と言われました。
普段マスクを着けてボランティア作業をしていることもあって、メガネの有無は印象を割と大きく変えるみたいです。
#4 おはな
雑貨製作でお花作りをしました。
編み方は一見単純に見えますが、端切れの糸くずの部分を隠しながら編んだり、異なる材質の物を組み合わせる際には編み方を少し工夫する必要があり、思ったよりも難しかったです。
利用者の方にコツを教えてもらいながら作業を進めたり、かわいい色の組み合わせを相談しながら作業を進め、コミュニケーションを深める良い機会にもなったと思います。
色や材質も異なり、限られた範囲から選んで作るため、すべてが限定品です。色の組み合わせも毎回異なるため、どれも一品ものです。
一緒に作った利用者の方々と「それいいね」と言い合いながら、お互いのアイデアを共有しつつ工夫を凝らして作ったお花には、みんなの思いが込められています。
#5 得意不得意
ボランティア活動期間、いろいろな業務をお手伝いさせていただきました。人それぞれ得意不得意や好き嫌いがあるのは当たり前だと思います。利用者のみなさんもやはり、好きな業務に当たるとラッキーと思ったり、少し苦手なものに当たると頑張ろうと思ったりするみたいです。
私は数を数える作業が好きです。目の前にある大量の着火剤やプリントを数えて仕分けする作業は比較的得意でした。きっとこのタスクに関しては、数えるのが苦手な人がいたら、ダブルチェックを担当することができると思います。
誰しも得意なタスク、そうでないタスクがあると思います。これはきっとどの仕事でも同じですね。お互いの苦手なものを補えるようなチームで働くことができたら、きっと最強だろうと思います。お仕事って個人プレーのようでそうでない部分も多々あると思います。
お互いの苦手を補完しあいながら作業を進める価値をしっかりわかっていれば、きっとこの先どこへ行ってもやっていけると信じたいです。