どうも、施設長の坂田です。
さてさて、2回目の今日は、私の職歴的な自己紹介をしようと思います。
早いもので、私が障がい者福祉に携わってから今年で21年目になります。
でも、最初から福祉業界を目指していたわけではありません。
私が障がい福祉に関心を持ったのは大学生の頃の友人がきっかけでした。
その友人は、補聴器をつければ講義を聴いたりできる程度の難聴でした。
彼は引っ込み思案で少しマイナス思考な時がありました。
話を聞いてみると、体調によっては聴こえずらい時もあり、そんな時は自分の悪口を言われているのではないか、と思ってしまうとのことでした。
その時私は、『難聴というのは、単に音が聞こえないという機能的なことだけではなくて、性格や考え方など、全人格的に影響を及ぼしてしまうのかもしれないな』と思いました。
これが、私が障がいについて最初に考えたきっかけだったと思います。
とはいえ、それまで障がいについての勉強を全くしていませんでしたので、まずは一般企業に就職しました。
そして働きながら、ボランティアなどを行ない、3年目にとある障がい者の施設に転職をしたのです。
最初に勤めた法人は主に知的障がいの方の支援をしていて、法人内で授産施設(現B型事業所)、生活介護施設に勤めました。
グループホームに住んでいた時もありました。
その後、転職をして就労移行支援施設に勤め、さらに転職をして今のFDAにたどり着くことになります。
今でこそ社会福祉士などの資格を持っていますが、社会人になってからこの業界に入ったので、最初は何も持っていませんでした。
職場に福祉専門学校から実習生が来たり、後輩職員が福祉学校を出ていたりして、後輩たちに負けたくないという思いから、通信教育で学びました。
このように、紆余曲折をしながらの職歴ですが、今後もよろしくお願いします。
では、また次回(^^)/